? コラム AKB48とブラック企業 - 兒玉遥応援サイト「兒玉遥ミュージアム」
Harippi Museum

AKB48とブラック企業

2014/08/11
 8/10のラブラドールレトリバー個別握手会の後に行われたバイトルライブで指原が「AKSはブラック企業」といったそうだ。 まあ話の流れからネタで言ったと思うのだが、実はAKB48とブラック企業を関連付けた書籍が存在する。
 その名も「AKB48とブラック企業」というそのままの題名でイースト・プレス社から出版されている。 これを本屋で見つけたとき、その題名になぜかすごく納得してしまった。それは彼女たちが置かれた状況はまさにブラック企業に似たものだと連想できたからだ。 人格まで評価される彼女たちは24時間監視されてるも同然で、普通の1日8時間の労働基準法からすれば違法もいいところである。 ただ、題名からしてAKB48を批判しているのかなと思いきやそういうわけでもない。著者は昔から日本文化に根付いているものとしてのブラック企業をいろんな著書で扱っており、 本書の中でも、「AKB48はその苛酷な労働条件を歌にすることによってファンの心をつかんでいる」と説き、AKB48の商業的価値の一部としてブラック企業の日本的価値観を利用していることについて書いている。 本書の特徴として、AKB48のあまり世間一般的に知られていない公演曲が多く紹介されていることにある。初代チームBのメンバーの心境を唄った「初日」や、 「走れペンギン」をメンバー間の競争を促す歌と紹介したり、落ちこぼれソングとして「青春ガールズ」を上げたりと、そういう見方もあるんだなと思う一方、 熱心なファンしかしらない歌を多数取り上げており、著者はAKB48のことをかなり勉強したんだなとすこし関心してしまった。
 その歌の中に「そこで何を考えるか」が取り上げられている。「美化される労働問題」と題し、運営が与えた環境によって彼女たちが苦しんでいる状況で その環境を作った運営がその状況を自己啓発の感動的な歌にすることによって彼女たちを説得する歌になっていると紹介している。ここで著者は兒玉遥の名前を 取り上げ、彼女がセンターについてgoogleで苦悩を綴ったことや「そこで何を考えるか」の歌詞が紹介されている。このあたりの解釈については運営、メンバーともども かなりグレーに扱ってきたが、著者はかなりはっきりと兒玉遥の歌としてあまりにも具体的に書かかれていると説いている。
 そこ何とはるっぴに関係についてはネット上でずっと言われてきたことだが、かなり論理的で適切な言葉を使用して説明されているので改めてなるほどなと思ってしまう。 いろいろ難しい言葉で書かれているが、とどのつまりはるっぴもめろっぴも歌で不満をごまかされてるんじゃかと思った。 秋元康に手玉に取られているようで癪なのだが、そうと頭で分かっていてもこの歌にはすごく感情移入してしまうし、 作られた経緯がなんであれ、はるっぴのことを唄ったこの歌はいろんな人に感動を与える歌になっていると思う。
 ただこんな本の中でもはるっぴを取り上げてくれたありがとうと思ってしまうのはめろっぴとしてはしょうがないか。 他にもいろんなAKBの曲やメンバーが紹介されているので、興味がある人はぜひ読んでみてください。